オタクであることを公表すると、結構BLの話題を振られることがある。
大きな声で言いたい。女のオタク、イコールBL好き、では無い！！！！イコールでは無いんです！！！！世の中にはBL苦手な女オタクだっているんです！！！！！！
学生時代、オタ友は腐女子であることが多く、オタトークの際には肩身の狭い思いをしたこともある。分かっている。BL作品を楽しめた方がオタクとしての世界が広がる。より多くの神作品に出会うことができる。より多くの萌えを享受することができる。だがしかし性癖は努力によって変えられるものではなく、この歳までBL苦手女オタクとしての道を歩んできました。
そんなオタクが「面白いな…」と感じたBL作品3選を紹介したいと思います。一体どこに需要があるのか？ 需要の有無など関係ない！ 紹介したくなったから紹介するんじゃ！
※BLの幅を非常に広く捉えています。男性キャラから男性キャラへのクソデカ感情の矢印があれば広義のBLと考えます。(私は男女カプ厨なので男女カプの認定基準と同じ)
「この作品はBLじゃない！」と思われた方すみません。完全に私基準です。
○太宰治「駈込み訴え」
https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/277_33098.html
みんな大好き太宰治。みんな大好き駆込み訴え。
有名な作品ですね。クソデカ感情モノです。
超名作なんですけど、この作品なんと青空文庫で無料で読めます。青空文庫で！！！無料で！！！読めます！！！！！
みんな読んで！！！！！
○江戸川乱歩「孤島の鬼」
こちらは個人的には王道BLなのではないかと思っている。突然現れた謎の美貌の男。彼は主人公の許嫁を横取りしようとしている...と思いきや、美貌の男が本当に愛していたのは主人公の方だった！
どうですかこのあらすじ？ このまま現代BL作品化できそうじゃないですか？
あんまり詳しく書くとネタバレになるんですけど、美貌の男の愛が大変重く一途で、最後の方はウルっと来てしまった。ここで紹介する3作品はどれもそうなのですが、作品としてとても面白いです。
ちなみに青空文庫もあるんですけど、結構長いので個人的には紙の本で読むのがオススメ。長編を電子で読むのが苦じゃない方はぜひ青空文庫で！無料！
https://www.aozora.gr.jp/cards/001779/files/57849_71930.html
○クリストファー・ノーラン「TENET テネット」
最後は映像作品。
みんな見た？テネット。面白かったよね〜。
これ、映画自体が何を語ってもネタバレになるのでみんな見てくれ。
毎回同じこと言うけど映画としてとても面白いので。なんてったってあのクリストファー・ノーラン監督作品ですよ。面白くないわけがない。私にとってハリウッド作品あるあるなんですけど最初のシーンが1番かっこいいことないですか？オーケストラコンサート会場でのテロシーンから始まるんですけど、とてもかっこいい…。あと映画前編通して音楽がめちゃくちゃ好きです。
BLに関しては「これはBL作品か？」と言われると意見は分かれるところだと思う。しかし上述の私基準だとこれはBL…。
とにかく素晴らしい映画なんでみんな見てくれ！今ならなんとNetflixで追加課金無しで見れる！今すぐ見るんだ！！！
https://www.netflix.com/jp/title/81198930?source=35&preventIntent=true
○おまけ
BL苦手な私が残念ながら受け付けられなかった名作をご紹介。
オスカー・ワイルド「ドリアン・グレイの肖像」
