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ちょっと長めの独り言

恋すてふ(漫画「鬼滅の刃」感想)

読みました。世間を騒がせていた、いや今も騒がせている鬼滅の刃

面白かったです。以下感想です。

そしてコミックス既刊分のネタバレありです。本誌分は把握しておりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私はかつて週刊少年ジャンプ本誌を毎週購入していたオタク女なんですけど、ちょうど毎週購入していた時期に鬼滅が連載開始したんですよね。パラ見くらいだったけど、ねずこちゃんかわいいなって思っていた。たぶん汽車編(?)が始まる前くらいまで読んで、そのまま私はジャンプを卒業したんですよ。

世間で鬼滅の刃がバズったのは連載がはじまってかなり時間が経った後だった気がする。そのころ週刊少年ジャンプを卒業した私はジャンプSQに移行していた。(ワールドトリガーを追った結果です。)

鬼滅の刃が小学生に人気って聞いた時は「あんな渋い漫画が小学生にウケるんだな…」って意外に思っていたんですよ。それだけ。

 

先日実家に帰ったところ、鬼滅の刃が全巻そろっていました。

一気読みでした。ええ。面白いね。

面白いけどみんな死んでいく。ハリーポッターの7巻か?ってくらいみんな死んでいく。順番にみんな死んでいく。死ななかったらむしろ「死なないの!?」っておどろいちゃう。

ツイッターで「鬼滅の刃はほぼ全てのキャラクターが喪中なのでお正月コラボは無理がある」ってつぶやきが流れていったけどほんとそれ。

 

しのぶさんが好きです。あんなの好きになっちゃうの仕方ないでしょ。小柄で華奢で気が強くて、厳しくて優しくてお姉さんみたいでお母さんみたい。筋力はないけど柱になれるくらい強くて、でもあんな形で戦って、勝利した姿を見ちゃったらさ…。上弦の弐の気持ちもわかるよ。好きになっちゃうよ。

 

鬼滅の刃ってジャンルとしては忠臣蔵に近いと思うんですよ。

彼らは戦いに負ければ死に、そして戦いに勝っても遠くない死ぬことは運命づけられている。

それでも戦うんですよね。死を前提とした、光り輝くような散り際、その一瞬に魅せられている。


やはり私の中のジャンルとしては忠臣蔵である。まじで 世の小学生たちはどんな気持ちでこの漫画を読んでいるんだろうなあ。大変興味深いしお話も面白かったです。