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ちょっと長めの独り言

2017-01-01から1年間の記事一覧

2017年にありがとう

自分の2017年当初の目標、達成できたかな~と思って過去の日記を見ていると、驚くべきことに気がついた。2017年の目標を書いた日記がない。まじで?2017年、充実してたし、楽しかったけど、もっと頑張れたなあと思う。健康で事故にもあわず過ごせたのは私の…

燃える(鳩山玲人「 桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか」)

読みました。桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか。感想。こんな働き方してると死んでしまうのでは????筆者の方は若い頃は2、3時間しか寝ない日もままあったそうな。そして、「体力が許せば」で読者にも短時間睡眠を薦め…

罪と罰(市橋達也「逮捕されるまで」感想)

市橋達也「逮捕されるまで」読了。すごく面白かった。読んだ人が「この主人公は自分だ」と思う人とそうでない人に分かれる、というのは太宰治「人間失格」だっただろうか。 私はこの本の主人公は自分だと思いながら読んだ。主人公というか実在する人なのだけ…

かわいさ余って(恩田陸「失われた地図」感想)

恩田陸「失われた地図」 を読んだ。私恩田陸の小説って大好きなんですけど、どうしたの??っていうくらいおもしろくなかった…! びっくりしてしまったよ…!不思議な力(風を読む力)を持った人々が、「グンカ」という異界のモノと戦うファンタジー。 主人公の…

幻想

中室牧子「学力の経済学」を読んだ。 この本が言っているのは、「教育に根拠を」ということ。印象に残ったこと。 ・小学校前の子供への投資が一番収益率高い。 ・「勉強しなさい」はエネルギーの無駄、勉強したかの確認ならよい ・しつけを受けると年収が高…

知とともに生きる

佐藤優「読書の技法」を読んでいる。とても面白い。 内容を一言で言うと、「読書は知ってる内容は読み飛ばし、これから知る内容はじっくり読む。」 筆者は、「知っている内容」を増やすために高校レベルの知識の習得を勧めている。本書ではタイトルになって…

生きていくためのすべ

細谷功「地頭力を鍛えるー問題解決に生かすフェルミ推定」を読んだ。・「頭のよさ」には「知識力」、「対人感性力」、「地頭力」の軸がある ・「地頭力」の特徴は「結論から」「全体から」「単純に」考えること ・「地頭力」は「論理的思考力」「直感力」「…

「知る」ということ(「王とサーカス」感想)

米澤穂信「王とサーカス」を読んだ。太刀洗の、「知りたいから記者と言う仕事をしている」というのは、太刀洗本人の気持ちとしてはよくわかる。でも、他人がその気持ちを理由に話してくれるかは別の話だ。 私は個人的に記者という仕事に苦手意識を感じている…

空と海の青(ダンケルク感想)

今話題の映画「ダンケルク」見てきました。クリストファー・ノーラン監督だけれども残念ながら私はあんまり詳しくない。遠い昔にバットマンを見たくらい。見終わったあと驚いたのは、自分の中に感動が残らないこと。すごく不思議な気分だった。記憶に残った…