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ちょっと長めの独り言

この世の春(堀井正孝「金利を見れば投資はうまくいく」感想)

基本的に資産運用に関してはTwitterで情報収集しているんですけど、そうなってくると投資関連書籍を読んだ時に「これTwitterで見たやつだ!」というチャレンジ1年生状態になる。この「金利を見れば投資はうまくいく」もそんな感じでした。面白かったです。以下感想。


・こういう本ってめっちゃ読みづらいイメージがあるんですけど、めっちゃ読みやすかった。これは前述のTwitterチャレンジ1年生効果もあるかもしれない。
・全体的にホットな話題が多かった。米国の利上げがニュースになる中なので面白かったですね。
・半分くらい金利以外の話をしている。
長期金利短期金利の差の縮小(逆転)、Twitterで見たやつだ!これも景気減退なんですね。政府がコントロールする短期金利と異なり、長期金利は景気などにストレートに反応するため先行して動く。逆転現象はこの本で言うところの秋のはじまり。3-8四季の移り変わりの図がわかりやすい!
QE(量的緩和、Quantitative easing)とQT(量的引き締め、Quantitative Tightening)、これもTwitterで見たやつ。テーパリング(政府の国債買い入れ額縮小)もTwitterで見た!
・季節別収益性が高い投資対象もじっちゃまがよく言及してるやつ。
・利上げ局面では円安ドル高っていうのはまさに今のことですね。

これ読んだあとにフクロウさんの記事読むとなんか理解が深まったような気持ちになります。