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ちょっと長めの独り言

2020年の目標達成状況(途中経過)

2020年あと半年ってマ? 時の流れ早すぎん?
今年の目標振り返りです。

〇結婚
これはマストで。 他の人に頼りすぎないこと。自分で考えて、自分で進めること。
→いけそう。

〇自分がうっかりしていることを自覚し、落ち着いて行動すること。
→今年に入って去年に比べると業務量が増えてしまい、うっかりが多くなっている節がある。業務量減らないかな…

〇仕事に対して常に真摯でいること。
→これは大丈夫な気がする。一時期のように斜に構えることは少なくなった。このまま頑張りたい。

〇自分が体力がないことを自覚し、ジムでの筋トレ及び有酸素運動に努めること。
→ジム行ってねえな…最低限家で筋トレしてるからいいんじゃないの。

〇仕事に限らず、真摯に生きていきたい。変に斜に構えたりせず、一生懸命取り組むこと。全てのことを見下したり、あるいは卑屈になったりしないこと。高すぎるプライドを捨てること。
→こんな真摯に毎日生きてはないけど、見下したり卑屈になったりしないことは意識していきたい。ってかこんな目標立ててたんだね。えらいな私。

〇勉強
まずFP3級。そして中国語。己を信じ勉学せよ。
→FP取ったよ!中国語はNHKで最近見るのサボってるよ!心が行政書士に傾いている。

〇投資
これも自分で考えて、まず1銘柄買ってみること。
→これコロナショックの前に書いた目標だよね…。もっと学ばねばならぬ。四季報買うか。

〇引越し。よく検討すること。
→しました。生活力アップのコツ、誰か教えてくれ。


最近いいなと思ってるのが、家帰ってからテレビは見ずパソコンの前で作業すること。短い時間でも確実に作業が進む。気がする。

くされ縁(四禮静子「スペースキーで見た目を整えるのはやめなさい」感想)

とても面白かったです。

私、Excelのこと好きなんですよ。とても賢くて、私の指示に文句も言わず言うこと聞いてくれて。Excelよいつもありがとう。
でもですね、Wordとはどうしても仲良くなれない。いやいや、仲良くなろうと頑張ったこともある。マイクロソフトの試験みたいなのあるじゃないですか。受験料数万円のやつ(ぼったくりだと思う!)。あの試験の参考書とかね、読んで頑張ったこともあったんですよ。でもね〜全然ダメ。
Wordはね〜きっと良かれと思ってやってくれてるんですよ〜。「こここうしたいんでしょ!やってあげるよ!」って感じなの。わかる。いい子だ。でもありがた迷惑っていうかさ〜違うんだよ〜そうじゃないんだよ〜。困ったな〜私これからWordとうまくやっていけるかな…って思ってた。そう思って8年くらいたった。
でもごめんねWord! 私が間違ってた。私はWordと分かり合える言葉を持ってなかっただけなんだ。私は学んだんだ。これからはちゃんとshift+Enterって言うからさ。今まできちんと伝えられなくてごめんね。これからよろしくな。

そんな感じの本です。Wordと一生仲良くなれねえわって思ってる人、買って損はないと思う。これから私はきっとWordと仲良くなれる! ありがとう著者!!





以下メモです。
・EnterはWordに「段落変えるよ〜」って呼びかける時にしか使ってはいけない。段落変えずに改行したい時はshift+Enter。
・改ページしたければctrl+Enter。
・ワンペーパー10分で作る。
・元に戻す ctrl+z
・クイックアクセスツールバー活用。
・定型文は単語登録。
・空間を確保するのにスペースキーを押さない
・tabは押してもいい
・altを押すとショートカットキー表示される
Excelは結合しない、どうしても真ん中になってほしければセルの書式設定→配置→選択範囲内で中央
・セルの書式設定はctrl+1

ショートカットキー頑張って覚えよ〜。

潮風の匂い(映画「キングダム」感想)

なんか気づいたら3週間くらい更新してない。在宅勤務、ゴールデンウィークの頃は毎日と言っていいほど更新してたのにな。仕事、体に悪すぎる。仕事は諸悪の根源。

キングダム、金曜ロードショーで見ました。以下感想です。


山崎賢人、そんなにイケメンだと思わない派なんですけど今回めちゃくちゃイケメンに見えた。
吉沢亮は前からイケメンに見えてて今回もイケメンだった。吉沢亮は声もいい。低くて涼やかな声で独特。好き。
・橋本環奈もかわいい。
大沢たかお、見る前に想像してた役と全然違ってて爆笑した。あの役、大沢たかおにしっくりきすぎる。
・おしゃれイズムとかで紹介されてたのに…やばいよ大沢たかお
・間違いなく大沢たかおの好感度アップした
長澤まさみーーーー!好き
・強くて美しい女…好き…
・額の赤い印とか泣きぼくろとか美しすぎる…メイクもいつもと違う感じでもう圧倒的に美しい…
長澤まさみ強すぎて9人くらい一息で倒してた
・山の人たちもめっちゃ好きなんですけど最後まで仮面被ったままなの…?顔が見たいよ…
・1人だけるろうに剣心の世界の人がいた。好きでした。

全然期待せずに見たんですけど思ったより面白かった。
そしてカップラーメン・ほろよい・ポテチ・雪見だいふくを準備のうえ、スマホを遠くに置き、ひたすら映画に集中できる体制を作ったのが良かった。最近は映画館で映画見れなくて、なかなか集中できる環境がなかったので。
また映画館で映画見たいなあ。

明日の私への質問状(本田健「20代にしておきたい17のこと」感想)

もうすぐ30になるので読み返した。
これを初めて読んだのは20歳になった頃で、その頃は素直に読めたんだけど、30になるとなんだかこの自己啓発本っぽさになんとなく抵抗を感じてしまう。でも内容はその通りだと感じることも多い。

以下印象に残ったこと。
・「今」があなたにとっていちばん若い。皆「20代に戻れたら」と思っている。おめでとう! あなたは戻ってきた。
・出口で勝負する。出口はまだまだ遠くにある。
・あなたの体型「ま、いいか」じゃないので。ムキムキになりなさい。
・好きなことを見つける。私はこれは結構できてるんじゃないかな。ランニング好きだし本好きだしワートリ好きだし株も好きだしお金も好きだし。よかったね!
・しまった!死ぬほどの恋はしてないわ。。これは今世では無理そう。
・理知的な男性、読書会に本当にいるのか?本当に?
・ライフワークは親子3代で完成することもある。父や母、祖父や祖母のライフワーク。
・「このために生まれてきたのか」という瞬間。
・私のメンター、とりあえず間違いなく母だな。これから他の人に出会うかもしれないけど。
・運は大事
・直感は大事

直感は大事、今ファスト&スローを読んでいて、まあ大事な部分もあるんだろうなと。あれだな。Googleの瞑想の本でも読むか。

ブーケンビリヤの木の下で(吉野源三郎「君たちはどう生きるか」感想)

読みました。ベストセラー「君たちはどう生きるか」。
ベストセラーだし、みんな読んでるっぽいし、読んでみるかーと手に取ったもの。もともと家族の持ち物だったので。
ずっと食わず嫌いというか、なかなか気が乗らず放置してたんだけど、あぶらげ事件以降はスラスラっと読めた。
以下感想です。



・なんとなく全編を通して道徳の教科書っぽさが漂う。特に北見くんが黒川くんに殴られた時、水谷くんと浦川くんは約束どおり助けに(殴られに?)行ったのに、コペル君だけ行かなかったところとか...。コペル君、自分のズルさを正当化せず、その心のもやもやを上手に言語化して叔父に伝えることができるの、並外れた才能を感じる。そんなん出来なくないですか。異常なまでの素直さと言語化の能力。そして、自分を正当化することも出来ただろうにそれをしなかった強さ...。コペル君すごい。君は将来有望だよ。
・私なんかは絶対「あの時足が痛くて動けなかったんだよね...」みたいな後付けの嘘の理由を考え出して自分の中で正当化しちゃうタイプ。そういうのないですか。自分のついた嘘を自分で信じて、自分の中で罪をなかったことにすること、ないですか。私はそういうのとてもやりがち。最悪だな。だからこそコペル君すごいなって思う。そのまままっすぐ育ってくれ。
・ナポレオンに触れられていてちょっと嬉しい。ナポレオンに限らずFGOのサーヴァントたちの名前が出てくると嬉しくなっちゃうんだよな。「英雄とか偉人とか言われている人のなかで尊敬できるのは人類の進歩に役立った人だけだ。」っていう文章があって、FGOじゃん...ってなってた。人類史じゃん...。いや偉人がFGOじゃないんだよ。FGOが偉人をモチーフにしているのでそれは当然のことではあるんだけど、それでも燃える。「彼の奮闘的な生涯、彼の勇気、彼の決断力、それからあの鋼鉄のような意志の強さ!」もっと言ってくれ。
・水谷くんのお姉さんとロマンスの香りがする。きっとこの後コペル君は水谷くんのお姉さんに憧れと仄かな恋心を抱くんだけど、お姉さんは家にとってメリットのある、名家の年上の男性に嫁ぐことになるんですね。そしてコペル君は青春時代にピリオドを打つ。妄想。
・これの前に行動経済学の本ばかり読んでたんですけど、この本のエピソードを行動経済学の視点から解説した本があれば欲しい。誰か書いてくれ。
・叔父さんと結婚したい。夜道を歩きながらりんごと万有引力の法則についてお話してほしい。ずるさや心の弱さの見える発言をして、いつもと違う強い口調で怒られたい。「人間分子の関係」は学者たちが生産関数と呼んでいるものだよ、と解説してほしい。叔父さん、物理学系の研究者なのかな。枯れたインテリ好き。

この素晴らしい本を読んでの感想があまりにも俗っぽすぎるとは思うんですけど、とりあえず1度読んでおいて良かったです。

残るものはひとつ(アンジェラ・ダックワース「GRIT やり抜く力」感想)

読みました。「GRIT やり抜く力」。これも家族から貸してもらった本。ベストセラーかなんかになってたらしいですね知らなかった。
以下感想です。





・一言でいうと「努力を続けよう」。
・スキルを身につけるためには努力が必要、でも身につけたスキルを活用するためにも努力が必要。努力は2つの段階でそれぞれ必要。
・才能があっても努力がなければダメ。
・「才能がすごい」と思うのはその方が楽だから。「努力がすごい」だと自分もめちゃめちゃ頑張らないといけないけど、「才能がすごい」なら自分は頑張らなくていいから。
・才能×努力=スキル。スキル×努力=達成。努力が大事。
・情熱は熱心さではなくひとつのことに長く取り組む姿勢。
エンロン、この前読んでた「予想どおりに不合理」にも登場してて、なんかこういう本に取り上げられがちなんですね。
・ただ単に1万時間取り組むのではだめ。「改善しながら取り組む」のが大事。
・「人の役にたっている」こと、大事。
・1万時間の練習、1高めの目標設定、2集中して目標達成、3改善すべき点が分かったら繰り返し練習。



アメリカの本にありがちな「自分の体験談が長すぎる」がそれほど気にならなかった(それでもまあまあ長い)のでさすがベストセラー。
こういう本って最終的に「努力しよう!」って話に落ち着きがちですよね。でも面白かったです。

見捨てられた未完成品(架神恭介/辰巳一世「完全教祖マニュアル」感想)

読みました。「完全教祖マニュアル」。以下感想です。




・自分が浄土真宗なので、その辺りの解説がめちゃくちゃ面白かった。「南無阿弥陀仏」って唱えただけで救われるけど、「南無阿弥陀仏」って唱えることは極楽浄土ジムへの入会権を手に入れたということであり、無事死亡したあかつきには極楽浄土ジムで阿弥陀トレーナーのもとムキムキ仏を目指すことになるんですね。つまり現世では「南無阿弥陀仏」と唱えること以外はなにも頑張らなくていいけど、死んでから極楽浄土ジムでめちゃくちゃ修行しなければならないと。死んでから頑張るんだと。えっそうなの初耳なんですけど? 死んだら極楽浄土でゆっくりする予定だったんですけどそんな感じなの??
・あと「神が存在するか否かは教祖であるあなたには全くどうでもいいことです! 大切なのはあなたの教えによって皆がハッピーになれるかどうかです!」っていうのも目からウロコであった。そうかあ。そうなのかあ。
・そういえば高校の社会の先生は「新興宗教は100人を地獄に落とすかもしれないが1人を救いあげる」が持論の人だった。宗教の教義が正しいかはともかく、宗教を信じることによって幸せになる人がいる。
・「不安を煽ろう」の章でうまくいってる例としてエコを挙げてるのめっちゃ笑った。これ怒られが発生するのでは? でも本当にその通りなんだよな。今困ってない人に対して「あなた実は困ってるんですよ」っていう手口...(手口?)。
・あと宗教から抜け出しにくくする手段としての「予定説」もよく考えられてるなって関心した。私が今神を信仰しているのは神が信じさせてくれているからであり、ふと信仰に疑問を持った時、それはすなわち神に見捨てられたということになる。すごい賢いやり方だよな...。
・「血脈なんか気にスンニ、血脈を気にシーア」この語呂合わせを高校生の私が知ってたらもうちょっと世界史の点数よかったかもしれない。
・「水からの伝言」、氷の結晶を通じて己の価値観を表明(「ハードロックは嫌いです」「ヒトラーは悪い人です」)しているだけの本なので、新たな表現手段で自己の世界観を表現したポエムだと。なるほどなあ。
アショーカ王とか世界史で習った偉人たちが出てくるので世界史好きな人にもおすすめ。
・最後の「感謝のお手紙」、これやっぱり怒られが発生するのでは?

世界各地の宗教を全体的に学べるしとてもおもしろいしひどい。最終的に国教化を目指し、国教化することによるメリットデメリットを検討してて本当にひどい。大変おすすめの1冊です。