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ちょっと長めの独り言

ひとりの夜(小野不由美「残穢」感想)

残穢、読みました。面白いと聞きつつ、ホラー苦手なので渋ってたやつ。ちなみに「家においてあるとなんか怖い」という前情報を得ていたので、図書館で3時間ほどで読了。

これは…!あれですね!パンデミックものですね!?前半めちゃめちゃ怖かったんですけど(特に主人公の家に若い男の声で電話がかかってくるあたり)、後半はこう、サスペンス感があった。ドキドキハラハラ系。

で、「読み終わった~思ってたほど怖くなかったな~」って本を閉じて、家に帰って一人でテレビ見てるときに背後での物音がして、突然恐怖が襲ってくる系の本ですよねこれ!?!?!?
なるほど、図書館で読んで正解かも…。家に本があると余計怖い。

なんだか小学校のころ流行った「○○という単語を20歳まで覚えてると死ぬ」という階段を思い出した。その話を聞いた時点で怪異から逃れられなくなってしまう。
後から来る系ホラー。引きずる系ホラー。
いや~夏にぴったりの本でした!怖い!