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ちょっと長めの独り言

妊娠初期に思ったこと

他にない経験なので、自分のために妊娠前後に考えていたことをまとめてみる。私きっと記録していないと忘れてしまうからね。



12月まで
7月の流産のあとは、めっちゃ泣いて、でも日常に戻らざるを得なくて、しばらくして少しずつ思い出し泣きすることも減っていって、なんかその事に対しても自分って薄情だななんて罪悪感みたいなものを抱いていた。生理を1回見送って妊活再開。結婚して1年半になる12月までは様子を見て、それでも子を授からなかったら1度不妊治療の相談に行こうと夫に話していた。
この頃、自分は妊娠できないんじゃないかとナーバスになっていて、流産する夢をみたり、生理前にちょっとだけ出血があって着床出血!?妊娠かも!と期待して、結局生理が来て悲しくなったりしていた。自分でもちょっとメンタルコントロールできていない自覚があった。

1月
1月頭に生理が来たので、とりあえず私からと思い、近所の産婦人科へマタニティチェックと不妊治療の相談に。マタニティチェックの各種検査を行い、次回結果を聞くタイミングで不妊治療の相談をするつもりだった。

2月
生理が予定日になっても来なくて、また生理不順か?と疑いながら、予定日3日すぎたあたりで妊娠検査薬を使い、陽性。前回の妊娠のことを思い出して日程を確認したところ、検査薬陽性から3週間くらいで流産になっていたため、何となくスケジュールを頭に入れておく。夫に報告。流産を考えすぎていたためか深刻なトーンで報告してしまい、夫に「え、めでたいよね…?」と言われる。めでたいよ。
5週目くらいで頭痛がしたりイカスミパスタで吐き気がしてたりしたので、当時気づかなかったけど既につわりだったのかも。そしてお腹ゆるゆるであった。
5週目6日に入って産婦人科受診。羊水が溜まってますよ、と言われる。この頃はお腹痛いし下腹部の冷感はあるし、そして時間があれば流産について調べるという割と酷い過ごし方をしていた。
6週入ったら明らかにつわり。特に帰宅後はぐったり。6週後半の診察で心拍確認できて、帰りの電車で涙ぐむ不審者になっていた。そして数日後から「心拍確認後 流産」でググり始める。本当にひどい。
7週目、出血がある。病院に出血があったことを電話すると「心配でしたら診察に来てください」とのこと。仕事帰りに診察したところ「確かにちょっと血が出てるけど心臓も動いているし大丈夫」とのこと。帰宅後、全くその言葉を信じない私は「出血 流産」でググり始める。この頃本当に永久にググっていた。
8週目、胎児は1.6センチ。出産予定日が決まったよ、母子手帳もらってきてね、と言われて保健所へ。保健所窓口では出産後の手続きを山ほど説明される。え、まだ生まれるかどうかで頭がいっぱいなのに…?
このあたりのつわりがひどく、嘔吐あり。
9週6日の診察で、赤ちゃんの手足が動いているのが見える。この時初めて、あ、あ、赤ちゃん…!!!!!!となる。めちゃくちゃ可愛かったし、嬉しかった。赤ちゃん。かわいい。生きてるんだね。また待合室で涙ぐむ不審者になる。

もちろんこのあとも「赤子は生きているのか…?」と不安になるんですけど、本当にこの診察で赤ちゃん動いているのが見れて、謎に救われたような気持ちになり、妊娠についてすごく前向きに考えられるようになった。
今しかできない経験なので、せっかくだから定期的に記録に残していこうかと思います。