レコード

ちょっと長めの独り言

生まれました(出産レポ)

生まれました。母子ともに無事です。

だいぶ前のことだけど、自分のために出産レポ。

 

38週2日の夕方、おしるしがある。

その日はアマゾンのセールで購入したアレクサが家に届き、ウキウキで設定をしてたんですけど、Wi-Fi接続やルンバとの接続で屈んでいる時間が多くて、それが影響しちゃったような気もする。

もともと39週1日目に計画無痛分娩を予定しており、それより前に産気づいたら普通分娩、と病院から言われており、慌てて「おしるしから出産まで 期間」でググる。結果、おしるし当日から陣痛が始まったり二〜三日で陣痛が始まる人が大半だが、一週間以上あとの場合もあるとのことだったので、一縷の望みをつなぐ(今から考えればこの時点で無痛分娩できる可能性は大変低かったんだけど、普通分娩が嫌すぎて現実が見えてなかったものと思われる。)。むしろ常位胎盤早期剥離が心配になり、ググり魔になるなどしていた。

とりあえず入院グッズチェック後、夕飯作成するが、腰が痛い気がして椅子に座りながら作業(これも今考えればおかしかった…)。陣痛カウンターをダウンロード。痛みは20分〜40分ごとに来ており、規則的ではないので陣痛ではなく前駆陣痛と判断(認知が歪んでいる)。夕飯を食べ、入浴後、帰ってきた夫にもしかしたら陣痛かも、でも出産前によくある痛みの可能性もある、と念のため伝える。そのまま就寝。

夜中、腰が痛くて目覚める。念のため陣痛カウンターに記録。寝る→腰が痛くて目覚める→陣痛カウンターに記録、を何度か繰り返す。30分間隔。この時点では本気で前駆陣痛だと考えており、「前駆陣痛 何時間も続く」で検索するなどしていた(そういうことも無くはないらしい)。

3時から、痛みが10分間隔になる。いよいよおかしいと思い始め、これは陣痛…?とついに認識する。もうこの時点でかなり痛い。Twitterで「陣痛の痛みは呼吸法で緩和できる」という情報を仕入れていたため、病院で紹介されていた呼吸法のYouTube動画を見ながら耐える。陣痛対策動画では横になるより座っているほうが痛みが軽いと紹介されており、とりあえずベッドであぐらをかいて耐える

4時半ごろ、陣痛が7分〜3分くらいの間隔になったので病院へ電話。「間隔がばらばらですね、規則的に痛みがくるようになったらもう一度電話してください」と言われる。

この時点で腰が砕けそうに痛い。とりあえず冷や汗、脂汗で自分の体が臭かったのでシャワーを浴びる。冷蔵庫の肉を冷凍庫へ移す(この日はまさか陣痛が来ると思わず、数日分の食材を買いだめした日だった。)。そして寝不足の体で出産を迎えることに危機感を覚え、痛みに耐えて横になる。数分ごとの陣痛の合間に気絶するように寝る。

6時頃、陣痛が6〜3分間隔になったので病院に電話。さっきと違うスタッフさんに対応され、また「5分間隔になったら電話してください」と言われる。7時を過ぎても間隔がバラバラで、再度電話し「どうしたらいいですか…(死にそう)」と聞いたところ「では病院へ来てください」と案内される。夫は普通に仕事だったのでマタニティタクシーで行く予定だったが、さすがに苦しむ妻を残して出勤するのは気が引けたらしく、送ってくれることに。8時ごろ病院に着いた時点で子宮口6センチ。「よくおうちで耐えたんですね」って言われたけどもっと早く来てもよかったんですか…?それならそう言ってくれ…の気持ち。ただ、担当になった助産師さんが神がかってたので結果的にはこのタイミングでよかったのかも。そして陣痛室を一瞬で退去し出産の部屋へ。夫の立ち会いの予定があり何時頃出産になりそうか聞いたところ14時くらいかな、とのこと。あと6時間くらいあることに絶望。

出産の部屋に入ってからは記憶が朦朧としている。覚えているのは助産師さんが腰をさすってくれるとめっちゃ痛みが引くこと(神助産師さんだった🙏)、破水って本当にブツンて感じるんだなってこと、めっちゃ喉乾いてお茶飲みまくったこと(ペットボトル用ストロー持ってってよかった!)など。あと出産体制(あしひろげるやつ)をとってたら足つった。足つりながらの出産つら、、と思った記憶がある。

最後、神助産師さんに「まだいきんじゃだめ!」と言われたけど「無理です〜!」って叫びながら出産しました。会陰は盛大に裂けたようです。

あと隣の分娩室でちょうど出産タイミングかぶったみたいでお医者さん最後ギリギリしかお医者さんいなかった。なんなら間に合ってなかった気もする。

 

とりあえず赤子も私も無事でよかった!よかったよかった。出産終わったあと、神助産師さんに「いいお産だったね」って言われて嬉しかった。いいお産、だったんだなあ。