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ちょっと長めの独り言

コンプレックス複雑骨折(仕事について書き散らし)

仕事について。

大学生の頃から仕事が苦手だった。仕事っていってもアルバイトだけど。お金が欲しくて色々やった。コンビニ、居酒屋、レストラン。どれも全く長続きしなかった。あー私働くの苦手なんだなってぼんやり思った。大学自体はとても楽しかったし、卒業して働き始めたらまあ何とかなるかなって思ってた。

就活はできるだけ安全ラインというか、そんなに頑張らなくても受かりそうなところを受け、大学パワーで内定した。周りの友達は有名な大企業に就職が決まっていくなか、ほどほどのところ。就職先を友達に伝えると、「へえ〜」って反応をされる、平均よりちょっと低いなって感じの企業。自分は仕事苦手だし、トップの企業に入ってもついていけないだろうなって思った。それならちょっと低めの企業に入って、ほどほどにやっていこうと思った。

入社後、自分の考えが完全に間違っていたことを知った。同期の中で、全く仕事が出来なかった。「いい大学出てるね」って言われて、辛かった。仕事のやり方を変えたり、工夫したり、ビジネス本読んだりしてみたけど、相変わらず仕事が出来なかった。

そんな仕事が出来ない人として、働いて10年くらい経つ。驚くほど成長出来なかった。仕事が辛くて、70歳まで働くことを考えると憂鬱だった。そんな風に過ごした20代、後悔が無いと言えば嘘になる。

どうしたらよかったのかな。まず大学に入ってすぐ資格を取る方向にシフトすればよかった。大学=人生の夏休みだと思っていた節があり、遊びほうけてしまった。まあそれはそれでいい大学生活だった。
あとは、就活頑張って大手企業に入って激務を経験しておけばよかったのかもしれない。まあ私の場合心身を壊して終了な気もするが、うまくいけばゆるふわ会社に転職して「天国だわ〜」と思いながら第2の人生を過ごせたかもしれない。

今はどう過ごしているかというと、仕事苦手が高じて入社後すぐに始めた資産運用がある程度上手くいって、自分の生活費くらいをそこで稼げるようになった。いざとなれば辞めてもある程度暮らしていける、と思ったら仕事がちょっと楽になった気がする。この安心感を胸に秘めたまま嫌々働いていくのか、それとも耐えきれずに途中でドロップアウトするのか、まだ私にはわからない。、