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ちょっと長めの独り言

花は紅(映画「TENET」感想)

見ました「TENET」。大変面白かったです。
以下めっちゃネタバレありの感想です。














・「ストーリーが難解」って聞いてたんですけどストーリー1ミリも理解できなくても映像と音が最高すぎるので全く問題ない。
・音がとにかく最高で爆発音やら銃声音やらがめちゃめちゃ良い。かっこいい。見るだけで爽快。(ストーリーは別に爽快ではない。)
・ストーリーは完全にBLでした。
・嘘です。いやでも広義のBLと言っても過言ではないよね…?
・彼を守って死ぬことを運命づけられた男、それってつまり「運命の人」でしょ…
・悲恋エンドBL(死ネタ注意)じゃん…
・なんかこんなネタにしてるけど普通にめっちゃ面白いのでみんな見てくれ。ちょっと私の中であの2人がクリティカルだっただけです。
・あとクリティカルだったのは夫婦ですね。セイターは結構奥さん好きっぽくて、殺されかけても始末しなかったり殴るだけで息の根止めなかったり許しちゃったり対応甘々だったんだけど、キャットは最初から最後まで殺意に満ち溢れていたの、セイターちょっと可哀想だったな。セイター多分キャットのこと普通に奥さんとして好きだったんじゃないかな。ラストもキャットとイチャイチャできると思ってウキウキしてたところをキャットに撃ち殺されちゃってな…可哀想だったな…。
・ニールハチャメチャにイケメンですよね? ずっと目の保養だった。
・キャットもハチャメチャに美しかったな。持て余したような長い手足とカリカリに細い体、首が長くてデコルテが綺麗だった。あと個人的に彫りが深くてちょっとエラが張っててるのめちゃめちゃ魅力的だと思う。
・ループものってよくあるけど時間逆走はあんまり見ない気がする。逆行と順行で挟み撃ちにするのは初めて見た。
・主人公が逆行して前半のシーンの伏線回収するのいいね
・セイターがキャットのこと普通に愛していたとすれば「自分の最大の罪は子供をもうけたことだ」っていってたの悲しいよな。未来に子供が生きることになることをわかって子供をもうけた罪。でもそれってキャットのことを愛した結果だし、そのせいでキャットと息子を離そうとしてるならさ…やっぱりセイター嫌いになれないな…
・セイター、世界を滅ぼす理由が「自分も死ぬから」なの卑近すぎて面白いや



単純にエンターテイメントとして最高に面白いし、今ならなんとコロナ対策で映画館の席ひとつ飛ばしでしか座れないんですよ。これってどういうことかわかります? そう、自分の目の前の席が空席なんです! 画面が死ぬほど見やすい! 最高! 映画館に行くなら今しかない! 早く!みんな早く映画館へ行くんだ!

繰り返しになりますがTENETは映画館で見ると5倍くらい楽しめる映画だと思います。おすすめ。