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ちょっと長めの独り言

花を散らして(映画「ジョーカー」感想)

DVDで見ました。映画ジョーカー。以下感想です。

スーパーウルトラハッピーエンドの映画であった。
元々バットマン/ダークナイトは見たことあって、面白いな〜と思ってたんですけど。映画見ている間は結構辛かった。ジョーカーの暴力にカタルシスを覚える人はいい。そうではない人にとっては結構辛い映画かと思う。なんか「クソみたいなやつをジョーカーがボコボコにしてくれてスッキリ!」という気持ちより「痛そう…」という感想が先に来る人いるじゃないですか。私なんですけど。そういう人は見るの辛いかもしれない。

部屋に来た友達を殺すシーン、私は小人の人を逃がしてあげると見せかけて絶対殺すやつやん…と思いながら見てたんですけどちゃんと逃がしてあげてた。ごめんなジョーカーきみのこと誤解してた。ジョーカーやさしいな。(?)

あと同じアパートの人を恋人だと妄想してたのめちゃめちゃ怖かった…。怖くなかった!?!? 完全にあの子持ちの女の人に感情移入しちゃった…。ある日突然自分のリビングで雨に濡れたジョーカーがテレビ見てるんですよ…。えっ…怖…。ちゃんと部屋を施錠しておこう…。

幼いバットマン死ぬほどイケショタだった。彼は将来超イケメンになることを約束された顔立ちだった。

とにかくこんな辛くて仕方ない映画だったのにハッピーエンドだった〜。宣伝でよく出てた階段でダンス踊ってるシーンも、どちゃくそ辛い状況なのにジョーカーは結構ハッピーな気持ちだったんだろうなあ。いやジョーカーがゴッサムシティの皆さんに受け入れられていく様子がよかった。

気持ちが元気な時に見るべき映画。面白かったです。