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ちょっと長めの独り言

あなたが迷わないように開けておくよ(葦原大介「ワールドトリガー」21巻感想)

いつも楽しみにしているワールドトリガー、21巻が出ました。買いました。
スクエアで全部読んでるのでストーリー自体は知っているんですけど、カバー裏とかQ&Aとか大変良かった。あとストーリーも改めて良かった。

以下感想です。

私は雨取千佳ちゃんが推しなので、彼女が自分の心と向き合うシーンは大変印象深かった。本当は向き合いたくなんてない事で、向き合いたくなければ「人を傷つけるのが怖いから」で押し通し続けることも出来ただろうに。あんな風に自分のどろどろの部分と向き合って、そしてそれを人に伝えることが出来ること自体が、強い心がないと出来ないことだと思う。思うよ。

Q&A、毎回引くほど面白くて、神は葦原大介に一体どれだけの才能を授けたのだ…って思っちゃう。才能やばくないですか? 文章めっちゃ面白い…なんなんだこれは…。別役太一はスカウトマンの期待に答えて頑張ってほしい。あとガロプラ襲来の時西と南守ってたのが生駒隊と王子隊とか、そこまで…決まってたんや…!!みたいな。感動。質問してくれた人、いい質問ありがとう。。

カバー裏ではシュレディンガーの猫の帯島ちゃんに笑った。陸上部に1票入れたい。

あとですね、二宮さん今巻で好感度爆上げでしょ?あんなクールビューティみたいな顔して感情的な行動する所とか、それを修に見抜かれている所とか、厨二病な所とか、本人に全くその自覚がない所とか…。いや絶対好感度爆上げだよこれ…。

にのまる、今月のスクエアに付録で付くんだ…。もう電子版買っちゃったけど紙版も買おうかな…どうしようかな…。

ワールドトリガー、辛かった時期に「でも来週のワールドトリガーを絶対読みたいから頑張る」みたいな生活をしていたので、生きる希望みたいな存在だった。葦原先生には感謝しかないし、首を大事にしてほしいし、体調も大事にしてほしいし、編集部に許される限り休載しながらゆっくり描いて欲しい。
そして願わくば、私が死ぬ前にワールドトリガーの最終話を見れたら嬉しいなあ。でもいつまででも連載していてほしいなあ。ワールドトリガーは私にとってそんな存在です。