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ちょっと長めの独り言

傷口(板倉雄一郎「社長失格」感想)

板倉雄一郎「社長失格」を読んだ。

こうやって失敗した人の体験談を読めるのは貴重。読み手は倒産したことを知りながら読み進めるので、順調に融資を受けながら事業を広げる場面とかキリキリしながら読んでいた。

会社倒産した人の物語に常にあるのが、人の問題。人の問題はどの会社にもあるものだろうけど、それが致命的なものになるまで修復できなくなったとき、倒産に繋がるのかなと思うなどした。

最後に筆者がこの話を書いた思いみたいなのが綴られている。血を流しながらこの本は書かれている。