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ちょっと長めの独り言

真夏の夜の夢(今村昌弘「屍人荘の殺人」感想)

ずっと読みたかったこのミス1位作品「屍人荘の殺人」。偶然図書館で借りられました。珍しく借りてから3時間くらいで一気に読了。以下感想です。






・ミステリ系は極力読むまでに事前情報見ないように気をつけてるんだけど、私これまでよくネタバレ踏まずに読み始められたなと感動しました。ミステリ界隈のネタバレ管理すごいよ。
・幸い全く事前情報なしで読み始められたので、ストーリーが怒涛の展開を見せ始めたあたりからめちゃめちゃテンション上がりました。
・大学生の夏休みでペンション滞在とか、巻初の館内部屋割りの表示とか、古き良きミステリ感漂ってる。あとラストの謎解き部分もミステリ好きに向けたブラフとかもあって、なんというかミステリ好きな人ならより楽しめるような作品になっているのでは。
・個人的に、氷菓シリーズのように主人公側3人の青春悲喜こもごもを期待していたんですけど、途中で諦めました。いやでも結果的にはあったんですけど。けど。はい。。
・謎解きも状況設定を上手く使ったもので、なるほどこのミス1位になるのもわかる!!って思いました。作中で「ミステリのトリックネタはアイディア切れ状態であり、最近の流行りはいくつかのトリックを組み合わせること」って書いてあって、なるほどなあと。

大変面白かったです。読者が一緒に考えることができる系ミステリ。ぜひ!オススメ!