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ちょっと長めの独り言

天国への扉(ダン・ブラウン「天使と悪魔」感想)

ダン・ブラウン「天使と悪魔」読みました。
以下ネタバレです。




この話、もしかしてちょっとした行き違いから始まった敬虔な信者による壮大なストーリーだったの…?
めっちゃつらい。最後のほう、自分の思い込みがみんなの前で暴かれるシーンとてもつらい。
あと思い込みで殺された枢機卿やら前教皇やらのみなさんもつらい。
あとカメルレンゴのかっこいいシーンの数々、自作自演だと思うとなんかいたたまれない気持ちになる。反物質見つけるところとか。いやお前が置いたんかい。啓示を受けたんじゃないんかい。
えっほんと…カメルレンゴお前どうするん…って思ってたら燃えた。そうか、君は燃えるのか。

コーナー、普通に黒幕だと思った。いい人じゃん…。撃ってごめんね。
あとイルミナティの人気ゲーム、謎解きに関係してくると思ったらひとつも関係なかった。

読みながら「なんかこれ読んだことある…?」と思ってしまったけど、ダ・ヴィンチコードと構成が同じなんだね。暗号を読み解き、目的地にたどり着くと次の暗号が示されてる。
あーめっちゃイタリア行きたい!街にどーんと置かれた世界的な芸術品の数々、見に行きたい!