レコード

ちょっと長めの独り言

怒り(佐藤優「人に強くなる極意」感想)

私、佐藤優信者で、「人に強くなる極意」もとても期待して読んだので、自己啓発本としては正直あまりに書き古されたことが書いてあって、少し残念だった。刊行されたのが2013年だったので、この時期に読めば新しい発見があったんだろうか。ケアレスミスが命…

エンドレス・エイト(ガルシア・マルケス「予告された殺人の記録」感想)

聞いてほしい。ガルシア・マルケス「予告された殺人の記録」めちゃめちゃ面白かった。私、ガルシア・マルケスの作品人生ナンバーワンじゃないかっていうくらい好きなんですよ。だからこの小説も期待値MAXくらいで読み始めたんですけど、中盤までは「思ったほ…

たどりつく(横浜美術館ヌード展感想)

横浜美術館で開催中のヌード展。行ってきました。最高でした。めちゃめちゃ最高でした。 ・びっくりするほど豪華な作品群。あまり美術に詳しくない私でも知っている名前がごろごろ。コスパが良い。 ・何が最高かってそんなに混んでないんですよ。ルーブル展…

格差社会(ダン・ブラウン「ロスト・シンボル」感想、ロバート・フランク「成功は偶然を味方にする」感想)

ダン・ブラウン「ロスト・シンボル」下巻も読み終わりました。面白かったー! 以下めっちゃネタバレです。 マラークの正体は、正直すぐ分かってしまった。上巻の彼のエピソード出た時点でめっちゃわかる。 でも、正体がわかっててもすごく楽しめた。ダン・ブ…

異邦人(ダン・ブラウン「ロスト・シンボル」上巻感想)

ダン・ブラウン「ロスト・シンボル」読んでる。上巻読み終わったところ。わりと上下巻読み終わったところで感想書くことが多いのだけど、気になったことがありましてですね。先日、「天使と悪魔」を読み終わってたんですけど、「天使と悪魔」で一緒だったヴ…

剪定された歴史(内田樹「寝ながら学べる構造主義」感想)

内田樹「寝ながら学べる構造主義」読みました。面白かった。こういう「聞いたことあるけど具体的にどういう話なのかよくわかんない」というものを解説してくれる入門書大好き。まず、構造主義とは何か。 ・「世界の見え方」は時代、民族、文化に大きく依存し…

道しるべ(木村泰司「西洋美術史」感想)

木村泰司「西洋美術史」読みました。面白かった。読み物として面白いというより、この本を読んでから美術に触れるとより楽しい。 美術の地図として使える。作者だけを聞いて、「この人はどんな人だったかな?」となったら、この本の巻末の索引から調べるとよ…

霧を払う手(佐藤優「ゼロからわかる『世界の読み方』」感想)

ゼロからわかる「世界の読み方」、面白かった。この著者の本はいつもとても勉強になる。・なぜ金正男はあのような形で殺されたのか。もっと目立たずに殺すことも出来たのに。 あの殺し方はメッセージだった。北朝鮮の、金正日、金日成の血統の人々への。今ま…

マスカレード・ホテル(東野圭吾「マスカレード・ホテル」感想)

読みました。東野圭吾「マスカレード・ホテル」。 以下感想です。普通に面白かったです。特にミステリー以外の部分! 登場人物が魅力的なのはすごくいい。山岸さん、これで新人指導が苦手といっても説得力がない。 ミステリーは謎が解けてみれば矮小だったの…

天国への扉(ダン・ブラウン「天使と悪魔」感想)

ダン・ブラウン「天使と悪魔」読みました。 以下ネタバレです。 この話、もしかしてちょっとした行き違いから始まった敬虔な信者による壮大なストーリーだったの…? めっちゃつらい。最後のほう、自分の思い込みがみんなの前で暴かれるシーンとてもつらい。 …

凍える冬に帰りたい

春は苦手だ。しあわせな季節だから。 すべてのものが柔らかくてふわふわしている。淡い色。ピンクと黄色とオレンジ。ハッピーな気分。C調の曲。 全部、私には不釣合に感じてしまう。冬が好きだ。 厳しい夜明けの寒さが好きだ。雪はそんなに好きじゃない。け…

蓄積という力(マルコム・グラッドウェル「天才!」感想)

読み終わりましたマルコム・グラッドウェル。印象に残ったこと。・IQが高いほど成功するわけではない。研究の世界ではある程度までのIQは必要条件だが、一定のIQ以降は属人的な性質に成功が左右される。アインシュタインのIQは135。・プロのラグビー選手はほ…

傷口(板倉雄一郎「社長失格」感想)

板倉雄一郎「社長失格」を読んだ。こうやって失敗した人の体験談を読めるのは貴重。読み手は倒産したことを知りながら読み進めるので、順調に融資を受けながら事業を広げる場面とかキリキリしながら読んでいた。会社倒産した人の物語に常にあるのが、人の問…

羊と鋼の森

宮下奈都「羊と鋼の森」読みました。あまりにタイトルが素敵なのでそのまま記事タイトルに。・「羊と鋼の森」とはピアノのこと。羊の毛のフェルトでできたハンマーが鋼の弦をたたく。 ・和音のピアノは銀色にすんだ森に道が伸びていくような音。そのずっと奥…

2018年の抱負

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 2018年の抱負です。・肌をきれいに保つ。保湿! ・髪をきれいにするよう努力 ・結婚する ・走る。ランニング。 ・水分をとる。赤血球をさらさらに ・本を読む ・読んだ本をはてなに記録頑張ろ…

2017年にありがとう

自分の2017年当初の目標、達成できたかな~と思って過去の日記を見ていると、驚くべきことに気がついた。2017年の目標を書いた日記がない。まじで?2017年、充実してたし、楽しかったけど、もっと頑張れたなあと思う。健康で事故にもあわず過ごせたのは私の…

燃える(鳩山玲人「 桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか」)

読みました。桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか。感想。こんな働き方してると死んでしまうのでは????筆者の方は若い頃は2、3時間しか寝ない日もままあったそうな。そして、「体力が許せば」で読者にも短時間睡眠を薦め…

罪と罰(市橋達也「逮捕されるまで」感想)

市橋達也「逮捕されるまで」読了。すごく面白かった。読んだ人が「この主人公は自分だ」と思う人とそうでない人に分かれる、というのは太宰治「人間失格」だっただろうか。 私はこの本の主人公は自分だと思いながら読んだ。主人公というか実在する人なのだけ…

かわいさ余って(恩田陸「失われた地図」感想)

恩田陸「失われた地図」 を読んだ。私恩田陸の小説って大好きなんですけど、どうしたの??っていうくらいおもしろくなかった…! びっくりしてしまったよ…!不思議な力(風を読む力)を持った人々が、「グンカ」という異界のモノと戦うファンタジー。 主人公の…

幻想

中室牧子「学力の経済学」を読んだ。 この本が言っているのは、「教育に根拠を」ということ。印象に残ったこと。 ・小学校前の子供への投資が一番収益率高い。 ・「勉強しなさい」はエネルギーの無駄、勉強したかの確認ならよい ・しつけを受けると年収が高…

知とともに生きる

佐藤優「読書の技法」を読んでいる。とても面白い。 内容を一言で言うと、「読書は知ってる内容は読み飛ばし、これから知る内容はじっくり読む。」 筆者は、「知っている内容」を増やすために高校レベルの知識の習得を勧めている。本書ではタイトルになって…

生きていくためのすべ

細谷功「地頭力を鍛えるー問題解決に生かすフェルミ推定」を読んだ。・「頭のよさ」には「知識力」、「対人感性力」、「地頭力」の軸がある ・「地頭力」の特徴は「結論から」「全体から」「単純に」考えること ・「地頭力」は「論理的思考力」「直感力」「…

「知る」ということ(「王とサーカス」感想)

米澤穂信「王とサーカス」を読んだ。太刀洗の、「知りたいから記者と言う仕事をしている」というのは、太刀洗本人の気持ちとしてはよくわかる。でも、他人がその気持ちを理由に話してくれるかは別の話だ。 私は個人的に記者という仕事に苦手意識を感じている…

空と海の青(ダンケルク感想)

今話題の映画「ダンケルク」見てきました。クリストファー・ノーラン監督だけれども残念ながら私はあんまり詳しくない。遠い昔にバットマンを見たくらい。見終わったあと驚いたのは、自分の中に感動が残らないこと。すごく不思議な気分だった。記憶に残った…

夢を見るための旅

屋久島へ行ってきた。 私はもともと、一人で旅行することが嫌いじゃない。でも一人での旅行がすごく好きかって言われるとそうでもない。可能であれば、気心の知れたお友達と行きたい。 屋久島は一人で行ってきた。なぜなら、一緒に行ってくれるお友達がいな…

アフリカの「天空の城ラピュタ」ソマリランド!

高野秀行「謎の独立国家ソマリランド」を読んだ。「陸上は北斗の拳、海上はONE PIECE」という噂のソマリアを、筆者がめぐった体験を綴った本。以下、忘備録。○ソマリアは北部は英国、南部はイタリア領であった。ソマリアの「ア」はイタリアの「ア 」と同じく…

格安スマホに乗り換えるときにやるべきことリスト

大手キャリアのスマホから格安スマホに乗り換える場合、どのような作業が必要なのか確認するためいろいろ調べてみたが、やるべきことが1つのページにまとめられたサイトが見あたらなかったので、自分のために時系列順にやることをまとめておく。 ○最初にす…

賢人は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ(池上彰「戦後史の学び方」感想)

池上彰「戦後史の学び方」読了。この本の中で最も衝撃を受けたのは過去の学生運動についてであった。 あさま山荘事件も壮絶だが、その前に行われた「総括」での集団リンチにより、30名弱のメンバーのうち12名をリンチで殺害した事件は、背筋が寒くなった。他…

愛とは何か(ロリータ感想)

ナボコフ「ロリータ」を読んだ。 以下感想。盛大にネタバレしています。○最初の文章のインパクトすごすぎ ロリータはこんな文章から始まる。 「ロリータ、我が命の光、我が腰の炎。我が 罪、我が魂。ロ・リー・タ。舌の先が口蓋 を三歩下がって、三歩めにそ…

2016年の目標

今年の目標。いくつか項目別に書き記しておきたい。この気持ちを忘れないように。○仕事 スピードを意識する。具体的には、ストップウォッチを使いながら作業をすること。○人間関係 ・あたりを柔らかく。ゆっくり、を意識すること。 ・質問をすること。相手の…